2011年5月23日月曜日

Vol.20 「透明な敬意」

メールを頂いた時…From: の欄には先方が予め設定した名称がある。
From:〇〇太郎、From:〇〇商事、こんな感じで…

このFrom:に設定された名称は返信する時、自動的にTo:の欄にとって代わる。
これが困ったものなのである。
そのまま先方に返信すると思いがけず敬称なしで返信する事になる…
全く以て不本意。

そこで私はTo:の所、お名前の後に必ず“様”を付けて返信するように心がけてる。
"〇〇太郎様" 点々("")の内側にタイプすればアドレスに抵触せず、そのまま届く。

これで先方に様付けで届く。
気付いて頂かなくても自己満足で、とっても気持ちが良い。

ほかにも…
宅配便の宅配票には、予め “様” が印刷されている。
お客様の名前を呼び捨てで書き終えると、なんとも落ち着かない。
印刷の様を承知で、あえて手書きでも様を書く。

様が2つになるって?これで、おかげ様様です。(お天道様様のように)
感謝の気持ちも倍増です。

 (A)

2011年5月2日月曜日

Vol.19 「九州新幹線に思う。」

九州新幹線、バンザイ!
元気の出るいいCMをありがとう!
待ちに待ったという純粋な喜びが
清々しく伝わって来る。
観ている我々さえも素直にうれしく思う。

でもその喜びの反面、
この新幹線で博多はますます元気になるが、
それ以外の九州の都市が、どんどんと元気を
失っていくのではないかと心配する。

歴史の必然なのだろうか。
便利さは、いわゆる一極集中を助長するようだ。
東海道新幹線が大阪経済の地盤沈下を導いたように。
いくつかの横断橋で四国の産業が衰退したように。
もちろん一因に過ぎないのだろうが、
歴史は繰り返される。

そう思うだけに、この元気さがむなしく思える。
でも、たとえ空しい元気であっても、
今の被災地には必要だと思う。
どんどん伝えて欲しい。

元気は伝染する。
人は人から元気をもらい、
自分も元気だと思うことで、本当に元気になる。
幸せだから笑うのではなく、笑うと幸せになるように。