2013年3月25日月曜日

Vol.23 「頼まれごとは、試されごと」

上司から仕事を依頼された。

最近はレスポンスが遅いと言われている。

まったく次から次へと、山積みだ。

仕事があるのはとても嬉しいことだが…


おっと、、

多くのサラリーマンが、
こんなこと思っているのではないでしょうか。


実は先日ある方の講演を聴く機会がありました。
その方は「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!」の
著者であり、なんと口コミだけで年間300日も講演に
飛び回っているというから驚きです。

人との出会いをとても大切にし、自ら成長する術を身につけている。
それが中村文昭さんです。

中村さんは、「頼まれごとは試されごと」だとおっしゃいました。
人に頼まれたことは相手の予想を上回ることに意味があると。

もしこの言葉に、
僕が始めに書いた愚痴(世論)を当てはめると、
「頼まれごとはやらされごと」になってしまいます。

「言われたことだけやってれば給料もらえるしー」

こんな考えじゃ人生つまんないですし成長できませんよね。
この人は一生やらされて終わるんでしょう。

でもそんな人も昔は、履歴書の志望動機に
「自分が成長できる会社だと思いました」
とか書いていたのではないでしょうか?


中村さんご自身においては、偶然の出会いをキッカケに
「頼まれごとは試されごと」として全力を尽くす。
そのために実践しているのは、あと3つ

 ・返事は0.2秒(選択肢はハイか、YES)
 ・できない理由を言わない(デモデモ星人になるな)
 ・今できることをやる(まずは動いてみる)

それが新しい出会いを引き寄せているのです。


上司でもお客様でも友人でも家族でも。

まずは、身近な人からの頼まれごとをチャンスと捉え
相手の予想を上回り、感動と喜びを提供していく。

これこそが新しい出会いや自らの成長に
つながることなのだと、気付かされました。

心を鷲づかみにされた瞬間でした。

(M)